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独自のがん治療への取組み 

南東北がん陽子線治療センターの特徴的な治療 

舌がんを含む口腔癌、上顎洞がんに対する動注化学放射線療法

耳の前の血管からカテーテルという細い管を病巣付近に挿入し、病巣部に高濃度の抗がん剤を流す抗がん剤治療と放射線治療、陽子線治療を組み合わせた治療法です。
入院が必要です。全身の抗がん剤に比べ局所への高い効果が高いです。また、中和剤を使うことで抗がん剤の副作用を少なくすることができます。
カテーテルは局所麻酔の小手術で挿入します。主に、舌がんを含む口腔癌、上顎洞がんでこの方法を用います。特に進行舌がんはよい適応で、舌の温存を目指します。小線源治療が出来ない方や手術しか方法がないといわれた方も一度ご相談下さい。 上顎洞がんでは顔面の変形を伴わずに済みます。ただし、頸部リンパ節転移に対しては手術が必要なこともあります。

治療法 

放射線療法

リニアックという従来の放射線治療装置を用いて、頸部全体へ放射線治療を行います。頸部リンパ節転移がある場合や、広い範囲の照射が必要と主治医が判断した場合に行います。

全身化学療法

頸部リンパ節転移がある場合や、全身への転移を軽減する目的で、抗がん剤治療を行います。1か月に1回のペースで2〜3回行います。

動注化学療法

こめかみのあたりの動脈、もしくは後頭部の動脈からカテーテルという細い管を挿入して、腫瘍付近に直接抗がん剤を注入する治療法です。静脈からの抗がん剤と異なり、狭い範囲に濃い濃度で抗がん剤を流せるため、局所進行した舌がん・上顎がんなどに非常に有効です。

陽子線治療

腫瘍の深さでピタリととまる性質から、周囲の正常組織への照射を最低限に抑えられます。また、粒子線のDNAへの直接効果から、従来の放射線抵抗性のがん種にも効果があると言われています。

浅側頭動脈からの動注化学療法

動注化学療法動注化学療法

こめかみあたりにある浅側頭動脈からがんを栄養する血管にカテーテルを挿入します。挿入したカテーテルから腫瘍に高濃度の抗がん剤を流します。静脈からは同時に中和剤を流し、抗がん剤の副作用を軽減します。


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