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理事長あいさつ 

 1981年。私がグループ最初の病院を開設したこの年、がんが脳卒中を抜いて日本人の死亡原因第1位となりました。それから四半世紀余りが過ぎた今日、がんは国民病と言われるようになりました。毎年65万人以上ががんに罹り、35万人が死亡し、300万人が闘病生活を送る状況です。

 国は、「がん対策基本法」を定めて様々な対応策を講じてはいますが、がんの死亡率を下げる決め手はやはり「早期発見・早期治療」です。しかも日本は今や世界でトップクラスの高齢社会であることから、その検査方法と治療方法は体への負担が少なく、副作用の心配もほとんどないことが社会的要請です。

 「切らずに」「外来通院で」「副作用がほとんどなく」「普段どおりの生活を送りながら」がんを治す方法、それは粒子線治療です。粒子線治療のひとつである陽子線治療システムを、私たちが国内の民間医療機関に先駆けて導入することを決断しました。ついに2008年(平成20年)10月、福島県郡山市にがん患者さんの期待を受けて「南東北がん陽子線治療センター」がオープンしました。

 「がんの治療中でも出来る限り普段どおりの生活を送りたい」という願いを叶えることは、医学がめざましく進歩しても、つい最近まで困難なことでした。しかし、陽子線治療でがん治療は大きく変わります。私たちはこの治療法の導入によって、多くの患者さんが最後まで豊かな人生を送れるよう、がん治療の新しい時代を切り拓いていきます。

理事長 渡邉一夫

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