看護部

陽子線センターをご利用の患者様へ

看護師を目指す皆さまへ

南東北陽子線がん治療センターは、国内でも先駆けて陽子線治療に取り組み、患者さんの「生活スタイルを変えない、切らずに治すがん治療」とともに、安心感のある“寄り添う看護”を提供してきました。患者さんからは「話をよく聞いてくれる」「私にとって家族みたい」ということばを掛けてもらうことも多くあります。初診や検査、治療だけではなく、退院してからのフォローまで手厚く行うので、患者さんが元気になっていく過程を長期間に渡って見守ることができます。あなたの感受性を大切に、患者さんに寄り添う看護を一緒に目指しませんか。

看護師の声

実際に陽子線センターで働いている看護師のご紹介です。ある程度の経験とスキルが必要とされ、常に新しい技術を要求される厳しい職場ではありますが、その分やりがいと誇りを持って仕事と向かい合っています。現場では患者さんと向き合い、支えるための笑顔があふれています。

ご挨拶

総合南東北病院 看護部 統括部長  窪 睦子

がんの治療法には主に手術療法、放射線療法、化学療法、免疫療法の4つがあります。
放射線治療にもいろいろあり陽子線治療もその一つです。
陽子線治療は、がん細胞のみを狙い撃ちできるため、他の正常な細胞へのダメージが小さく、体への負担が少ないといわれています。そのため、高齢者や体力のない人、あるいは合併症で手術ができない人にもぜひ選んでほしい治療方法です。

陽子線センターには、放射線療法を受ける患者さんやその家族の身体的、精神的ケアを専門に行うがん放射線療法看護認定看護師が在籍しており、看護職員は認定看護師を中心に、患者さんが安心安全に治療を受けられるよう看護にあたっております。

南東北がん陽子線治療センター 看護師長  矢野 英治

病院全体の理念である「すべては患者さんのために」を実現するために、患者さんに寄り添い、質の高い看護の提供を目指し全スタッフが日々研鑚しております。

私たち看護師は、笑顔を忘れず、初診時から入院・治療、退院後のフォローまで、継続した個別性のある看護を提供しています。
一緒に学び、一緒に成長し「看護師」としての「やりがい」を一緒に見つけませんか。

陽子線施設ご案内

初診外来 問診

初診でこられる患者さんは、一般の病院と同じように問診から始めます。
受付後は先生の診察を行い、その結果で陽子線治療を受けるか受けないかを患者さん自身で決定します。ご心配事がある場合は、気軽にご相談ください。

入院・病室

基本的に陽子線治療は入院を必要とはしません。
しかし患者さんの病状や他の疾患をお持ちの場合など、様々な条件により入院が必要な場合があります。
病室は基本個室になっており、患者さんが快適に過せるようになっています。また、温泉の大浴場があり、毎日ご利用できます。

カンファレンス

患者さんの情報を共有することにより、どの看護師も、お一人お一人の看護サポートを可能としています。安心して治療に専念できる環境を、患者さんにご提供できるよう心がけております。